【外食売上高】 10月は5.0%増、客数が21ヵ月ぶりに増える

2015/11/27 00:00
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 日本フードサービス協会が発表した10月の外食売上高は、前年同月比5.0%増と4ヵ月連続のプラスとなった。

 

 10月は好天に恵まれたことに加えて、土曜日が前年より1日多かったことから、2度の台風上陸に見舞われた前年と比べる客数が1.5%増えた。客数の増加は2014年1月以来、21ヵ月ぶり。客単価は3.4%増で30ヵ月連続のプラスだった。

 

 業態別ではファーストフードが3.8%増で4ヵ月連続のプラス、ファミリーレストランは7.0%増で30ヵ月連続のプラス、ディナーレストランは11.8%の2ケタ増で20ヵ月連続のプラス、喫茶は4.2%増で14ヵ月連続のプラスとなる一方、パブ・居酒屋は1.9%減で8ヵ月連続のマイナスとなった。パブ・ビアホールの売上高は3.8%増だったが、居酒屋が3.0%の前年割れだった。

 

 主な外食企業の10月の既存店売上高は、日本マクドナルドが0.3%減、すかいらーくが6.0%増、ドトールコーヒーが2.3%増、ワタミ(国内外食事業)が2.8%減だった。

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