【アパレル市場】 14年は0.9%増の9兆3784億円

2015/10/20 00:00
Pocket

 矢野経済研究所の調べによると、2014年の国内アパレル市場の規模(小売りベース)は前年比0.9%増の9兆3784億円だった。

 

 品目別では婦人服・洋品が1.4%増の5兆9086億円と堅調、紳士服・洋品は横ばいの2兆5476億円、ベビー・子供服・洋品は0.7%の微増で9223億円となった。

 

 主要チャネル別では、百貨店が2.6%減の2兆1221億円、量販店も3.8%減の9869億円とマイナスだったが、専門店が2.7%増の4兆9014億円に伸びたほか、通販など「その他」チャネルが4.0%増の1兆3680億円と市場の伸びをけん引した。

 

 14年は消費増税前の3月にアパレルの売上げが前年比で大きく伸び、4月以降は低迷、秋以降は気温の低下が早かったことや都市部におけるインバウンド(訪日外国人客)需要の盛り上がりなどでアパレル需要は比較的順調に推移した。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態