イオンは12月４日、中部国際空港（愛知県常滑市）近くに大型ショッピングセンター（SC）「イオンモール常滑」を開業する。
空港を利用するインバウンド（訪日外国人客）需要が見込めることから、免税カウンターや外貨両替機を設置するなど訪日客の利便性を高める。
また、東海地方で最大級となる約20万平方メートルの敷地面積を生かし、北側の約２万6000平方メートルはアウトドア型の娯楽施設「ワンダーフォレスト きゅりお」を設置、広域からの集客を図る。全長約600メートルのゴーカート場やフィールドアスレチック施設、バーベキュー場、温浴施設などが入る。
核店舗となる総合スーパー「イオンスタイル常滑」のほか、スポーツ専門店の「スポーツオーソリティ」、カジュアル衣料専門店の「H＆M」「ユニクロ」など約180の専門店が出店する。
建物は地上２階建てで、総賃貸面積は約６万4000平方メートル（屋外部分を除く）。約4200台を収納可能な駐車場には、大型バス50台分の専用スペースを設ける。