【ケーズHD】 ワンダーコーポとの資本・業務提携を解消、持株売却

2015/08/17 00:00
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 家電量販店大手のケーズホールディングス(HD)は、ゲームソフトや音楽CDなどを販売するワンダーコーポレーション(茨城県つくば市)との資本・業務提携を解消した。

 

 ケーズHDは2002年11月にワンダーコーポと提携し、同社に約20%を出資、持分法適用会社としていたが、8月7日付で全保有株式をワンダーコーポの日下孝明社長が代表を兼ねるKパートナーズ(東京都渋谷区)に売却した。ケーズHD子会社のデンコードーもワンダーコーポの株式の4%を保有しているが、ワンダーコーポが実施する自己株買いに応募して売却する。

 

 株式売却に伴ってケーズHDは2016年3月期第2四半期において、約11億円の特別損失を計上する。

 

 ワンダーコーポの筆頭株主はユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス傘下のカスミで、44.5%を出資している。ワンダーコーポの15年2月期の売上高は839億円、純損益は1億円の赤字だった。

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