【訪日外国人消費】 4~6月期は82.5%増の8887億円で過去最高

2015/08/04 00:00
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 観光庁が発表した訪日外国人消費動向調査によると、4~6月期の訪日外国人の旅行消費額は8887億円で前年同期に比べて82.5%の増加だった。訪日客数が48.0%増の501万人に伸びたことに加えて、1人当たりの旅行支出も17万7428円と23.3%増加した。

 

 1~3月期の7065億円に続いて消費額は過去最高となり、年間3兆円を超える勢いだ。

 

 1人当たりの旅行支出を主な費目別に見ると、買い物代が54.8%増の7万6995円と伸び率、金額ともにトップだった。宿泊料金は2.4%増の4万4144円、飲食費は5.9%増の3万2633円と伸び率は低く、買い物代の伸びが全体をけん引している。

 

 国・地域別の消費額は中国が3581億円とトップで、前年同期に比べて約3.2倍に急増した。次いで台湾が1470億円(57.9%増)、韓国が645億円(42.0%増)、香港が606億円(85.3%増)となっており、中国・香港・台湾を合わせた中華圏が全体の6割強を占める。

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