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【ユニーGHD】 3~5月期は14.7%の営業減益、純損益は赤字

 ユニーグループ・ホールディングス(GHD)が発表した2015年3~5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比0.1%減の2497億円、営業利益が14.7%減の44億円と減収減益だった。コンビニエンスストア事業のサークルKサンクスが減損損失など62億円の特別損失を計上した影響で、純損益は26億円の赤字(前年同期は6億8000万円の黒字)となった。

 ユニーを中心とする総合小売事業の営業収益は1912億円と1.1%増えたが、営業利益は42.4%減の13億円だった。前年同期は消費増税後の買い控えで売上が低迷しており、その反動で既存店売上高は1.5%増えたものの、円安進行の影響などから原価率が上昇し、売上総利益率が悪化、営業減益となった。

 コンビニ事業のサークルKサンクスは既存店売上高が1.4%減と振るわず、広告・販促費など販売管理費が増加したこともあって、営業利益は14.0%減の23億円にとどまった。

 ユニーGHDは16年9月の経営統合に向けてファミリーマートと協議を重ねている。16年2月期の連結業績は、営業収益が1.7%増の1兆364億円、営業利益が16.1%増の235億円、純損益は48億円の黒字(前期は24億円の赤字)と増収増益を見込んでいる。