調剤薬局大手のアインファーマシーズ（札幌市）は６月24日、11月１日付で持ち株会社に移行すると発表した。
持ち株会社に移行すると同時に社名を「アインホールディングス」に変更する。新設する完全子会社「アインファーマシーズ」が、調剤薬局「アイン薬局」とドラッグストア「アインズ＆トルペ」などの運営事業を引き継ぐ。
アインファーマシーズは過去３年ほどの間に地方の調剤薬局など計39社を傘下に収めるなど、積極的なM＆A（買収・合併）で規模の拡大を図っており、持ち株会社化によって、M＆Aをさらに加速させると共にコーポレート・ガバナンスの向上などグループ統治の強化につなげていく方針だ。
持ち株会社と新設する事業会社「アインファーマシーズ」の社長は、現アインファーマシーズの大谷喜一社長が兼ねる。