【実質賃金】4月は実質0.1%減、速報から一転マイナスに

2015/06/22 00:00
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 厚生労働省が発表した4月の毎月勤労統計調査(確報値)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金指数(2010年平均=100)は82.6で前年同月比0.1%の減少だった。

 

 速報値では0.1%増で2013年4月以来、24ヵ月ぶりのプラスだったが、その後に提出された調査票を加えて集計したところ、一転してマイナスとなった。

 

 速報値では1人当たりの現金給与総額は0.9%増の27万4577円だったが、確報値では0.7%増の27万3873円に下がった。4月から賃上げが実施された企業も多かったが、物価の伸びに追いつかなかった。

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