【消費者心理】 5月は2ヵ月連続で悪化、基調判断引き下げ

2015/06/11 00:00
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 内閣府が発表した5月の消費動向調査によると、消費者心理を示す一般世帯の消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比0.1ポイント低下の41.4となり、2ヵ月連続で悪化した。

 

 これを受けて内閣府は基調判断を前月までの「持ち直している」から「持ち直しのテンポが緩やかになっている」に下方修正した。判断引き下げは半年ぶり。

 

 指数を構成する4つの指標のうち、「雇用環境」が1.4ポイント低下の47.2、「耐久消費財の買い時判断」が0.1ポイント低下の39.6となった。一方、「収入の増え方」は0.5ポイント上昇の39.8、「暮らし向き」は0.4ポイント上昇の38.8に改善した。

 

 ガソリンや食料品などの値段が上がっていることが消費者心理に影響しているようだ。

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