【マクドナルド】 5月の既存店は22.2%の減収、16ヵ月連続マイナス

2015/06/10 00:00
Pocket

 日本マクドナルドホールディングスが発表した5月の売上高は、既存店ベースで前年同月比22.2%の減少だった。前年割れは16ヵ月連続、2ケタのマイナスは昨年7月以来、11ヵ月連続となった。

 

 4月の21.5%減に比べて、若干悪化した。客数は14.2%減でわずかながら改善傾向にあるが、客単価は9.3%減で4月(7.3%減)を下回った。

 

 商品への異物混入問題など食の安心・安全に関わる一連の問題の影響が残っている。5月25日からは、バリューセットでメニューの選択肢を広げたり、野菜を多く使った新メニューを投入したりと巻き返しを図っており、6月の売上げ動向が注目される。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態