ユニーグループ・ホールディングスは4月3日、2015年2月期連結業績予想の下方修正を発表、最終損益は24億円の赤字(前期は74億円の黒字)となる見込だ。事業会社のユニーが店舗の収益性低下で92億円の減損損失を計上、これを含めて174億円の特別損失を計上することが響く。サークルKサンクスとの統合前のユニーの連結決算時代を含めて、最終赤字は5年ぶり。
サークルKサンクスの加盟店収入が予想を下回ることなどから、売上高に当たる連結営業収益は前期比1.3%減の1兆189億円となりそう。従来予想に比べて36億円の下方修正となる。
また、ユニーや専門店事業の粗利高が伸び悩み、連結営業利益は20.2%減の202億円と従来予想を19億円下回ったようだ。
ユニーGHDは16年9月をめどとした経営統合に向けてファミリーマートと協議を始めている。