【米ピザハット】　クルマを運転しながら注文・決済できる新サービスを実験

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 米ピザハットはクレジットカード大手のVisaと共同で、クルマを運転しながら商品の注文と決済ができる新サービスの実験を始める。Visaのオンライン決済サービス「Visaチェックアウト」を搭載したクルマで、利用者はハンドルに手を置いたまま音声で商品を注文する。注文データは携帯電話の通信網を経由してピザハットの店舗に送られ、客が商品を受け取りに来るとビーコン（信号）で店員に知らせる。

 実験は2015年春からカリフォルニア州北部で3ヵ月に渡って行う予定。Visaではインターネット接続可能なクルマから商品を購入することを「コネクティッド・カー・コマース」と呼んでおり、ファーストフードのほか小売店舗のドライブスルー、ガソリンスタンド、駐車場などに利用を広げていきたい考え。

 ネット接続機能を備えた自動車は2020年までに世界で２億5000万台にまで増えるとの推計もある。