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チェーンドラッグ協、空き容器回収の実証実験 横浜市内の31店舗で

日本チェーンドラッグストア協会がドラッグストアにて空き容器回収の実証実験をする、容器の一例
シャンプー、ボディソープ、液体洗剤などのボトルおよび詰め替え用パウチなどを店頭で回収する

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)では、日用品の空き容器回収の実証実験を行う。JACDS会員のドラッグストア3社と日用品メーカー4社が参加、6月末から12月末までの半年間続ける。

 実証実験に参加するウエルシアホールディングス、トモズ、マツキヨココカラ&カンパニーの3社が横浜市内で運営する31店の店頭に回収ボックスを設置する。回収対象はシャンプー、ボディソープ、液体洗剤などのボトルおよび詰め替え用パウチなど。ペットボトルや食品容器、発火性のある容器などは対象外。

 メーカーは、花王、P&Gジャパン、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング、ライオンが参加する。回収した容器は破砕・ペレット(粒状)化した後、プラスチック加工工場に送り、買い物かごとして再生する。

 実証実験では、回収スキーム全体のコスト低減方法、容器の回収量、消費者へのポイント還元のあり方、店舗スタッフの役割などについて検証する。JACDSでは、空き容器の店頭回収に向けた業界共通のプラットフォーム構築を目指す。