【ツルハHD】 営業利益は12%増の134億円、6~11月期
ドラッグストア大手のツルハホールディングスが発表した2014年6~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比18.6%増の2179億円、営業利益が12.2%増の134億円と2ケタの増収増益だった。
既存店売上高は2.0%減と苦戦したが、51店舗の新規出店(閉鎖は21店舗)効果で売上げを伸ばした。13年12月に買収したハーティウォンツ(広島市)も連結業績に寄与した。
プライベートブランド「エムズワン」の販売を強化したが、既存店改装に伴う食品の取り扱い強化などもあって、粗利益率は0.3ポイント低下の28.1%となった。
グループの店舗数は1342店と30店の純増だった。
15年5月期通期では売上高が13.5%増の4410億円、営業利益は16.2%増の280億円を見込んでいる。通期の業績予想に変更はなかった。