伊藤忠商事は7月17日、ユニー・ファミリーマートホールディングスに対するTOB（株式公開買い付け）を開始した。期間は8月16日まで。伊藤忠はユニーファミマに41.5％を出資する筆頭株主だが、TOBによって出資比率を50％超に高め、連結子会社化する。
同社は4月にユニーファミマへのTOBを発表、8月頃に公開買い付けを始めるとしていたが、公正取引委員会による独占禁止法に関する審査が終わったため、開始を前倒しした。
買い付け価格は1株当たり1万1000円で、1200億円を上限に買い付ける。伊藤忠の連結子会社となった後も、ユニーファミマは上場を維持する。