ユニーグループ・ホールディングスが発表した2014年3~8月期の連結業績は、営業利益が114億円だった。決算締め日の変更によって前期が1年と8日の変則決算のため単純比較はできないが、前年同期比では23.0%減となる。
事業会社のユニーは消費増税後の反動減に加え、天候不順や台風の影響による客数減が続き、既存店売上高が3.2%減と苦戦。同社を中心とする総合小売事業の営業利益が34.8%減の36億円となった。
サークルKサンクスも既存店売上高が4.4%減と振るわず、同社を中心とするコンビニエンスストア事業の営業利益は8.9%減の61億円だった。
そのほか、専門店事業は4億円の営業赤字(前年同期は1億円の黒字)、金融サービス事業は17.5%減の17億円となるなど、すべての事業で減益となった。
同社は9月29日に15年2月期通期業績予想の下方修正を発表しており、売上高に当たる営業収益は前期比0.9%減の1兆225億円、営業利益は12.8%減の221億円となる見通しだ。