【ニッセンHD】 市場取締役が社長昇格、現会長と社長は取締役に
セブン&アイ・ホールディングス傘下のカタログ通信販売大手、ニッセンホールディングスは10月3日、市場信行取締役常務執行役員管理統括(60歳)が12月21日付で社長に昇格する人事を決めた。
片山利雄会長(64歳)と佐村信哉社長(59歳)は共に代表権を返上して、取締役となる。同社は今期からセブン&アイHDの連結対象となったが、2014年12月期の連結業績は営業損益が46億円の赤字と2期連続で赤字となる見通しで、「新たな経営体制の下で人心刷新して早期黒字化を成し遂げる」としている。
市場氏は1977年にニッセン(現ニッセンHD)に入社、2001年取締役、05年取締役常務執行役員コーポレートセンター長を経て現職。傘下の事業会社ニッセンの取締役とシャディの会長を兼務している。
ニッセンHDにはセブン&アイグループから副社長1人と社外取締役2人が派遣されている。