【イオン】 食品スーパーのレッドキャベツを買収、北部九州地盤
イオンは北部九州が地盤の食品スーパー、レッドキャベツ(山口県下関市)を連結子会社化する。9月22日付でレッドキャベツが実施する第三者割当増資を引き受け、株式の86.7%を取得する。
レッドキャベツは福岡県や山口県などでディスカウント型の食品スーパー41店舗を運営しており、直近の売上高は約307億円。イオンは子会社のマックスバリュ九州とレッドキャベツの間で商品の共同仕入れや物流システムの共同利用など業務提携を進める一方、レッドキャベツにプライベートブランド商品「トップバリュ」を供給する。
レッドキャベツの株式の100%を持つ岩下良社長はイオン子会社となった後も続投するが、イオン側は常勤取締役3人、非常勤取締役2人、非常勤監査役1人を派遣して、経営の実権を握る。