近鉄百貨店、営業利益予想を33億円引き下げ、ハルカスが伸び悩み

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 近鉄百貨店は8月25日、2015年2月期の連結営業利益が前期比32.8%増の41億円にとどまりそうだと発表した。期初予想では74億円を見込んでおり、33億円の大幅な下方修正となる。

 今年3月7日に全面開業したあべのハルカス近鉄本店の売上高が伸び悩んでいるのが要因。若年層をターゲットにした専門店街「ソラハ」が不振のほか、食品売り場が拡散して買い回りに不便が生じており、「売り場づくり、販売促進面、施設面でなお課題が残っている」としている。期初に1450億円を予想していたあべのハルカス近鉄本店の売上高は1170億円に引き下げる。

 連結ベースでの売上高は従来予想より170億円少ない2870億円(前期比3.6%増)となる見通し。

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