ユニーグループ・ホールディングス(GHD)は7月3日、2014年3~5月期の連結業績が悪化した責任を明確にするため役員報酬を減額すると発表した。期間は7月から来年5月までで、減額幅は代表取締役が月額報酬の20%、取締役と監査役が10%。
同日発表したユニーGHDの3~5月期決算は、売上高に当たる営業収益が2499億円、営業利益が52億円だった。前期に決算末日を2月20日から2月末に変更したため単純比較はできないが、前年同期と比較して営業収益は1.5%増、営業利益は23.5%減となる。主要子会社ではユニーの営業利益が28.3%減の22億円、サークルKサンクスが15.2%減の28億円と共に苦戦した。
サークルKサンクスが39億円余りの減損損失を計上したこともあり、連結ベースの純利益は前年同期の23億円から6億円に落ち込んだ。
15年2月期の連結業績は前期との単純比較で営業収益が2.1%増の1兆535億円、営業利益が18.4%増の300億円と従来予想を据え置いた。