調剤薬局大手のアインファーマシーズが発表した2013年5~10月期の連結業績は、売上高が前年同期比10.6%増の830億円、営業利益が19.1%増の50億円と増収増益だった。
主力の調剤薬局部門でM&Aを含めて30店舗を新設、既存店の売上高もプラスを維持したことから、同部門のセグメント利益は12.6%増の64億円と好調だった。
一方、「アイン&トルペ」の店名で展開するドラッグストア事業は、厳しい競争の影響もあって苦戦が続く。郊外型の3店舗を閉鎖、都市型店舗を中心に収益の改善を図っているが、セグメント利益は84.1%減の400万円に落ち込んだ。
14年4月期通期では売上高が前期比11.3%増の1720億円、営業利益が16.3%増の112億円を見込んでいる。