マックスバリュ東北がマックスバリュ北東北を吸収合併、売上高1000億円超に
イオン子会社の食品スーパー、マックスバリュ(MV)東北は、同じくイオン子会社のMV北東北を吸収合併する。合併期日は来年3月1日の予定。
東証2部上場のMV東北は秋田県を地盤に青森、山形、岩手、新潟の各県で計96店舗を展開。一方のMV北東北は2010年2月にイオンリテールから食品スーパー(SM)事業を継承して事業を開始、岩手県で8店舗を展開している。
合併によって経営の効率化を図り、競争力を高める狙い。2013年2月期の売上高(不動産収入などを含む営業収益ベース)はMV東北が955億円、MV北東北が121億円で単純合計すると売上高1000億円超、店舗数100店舗強のSM企業が誕生する。
イオングループの東北地方の食品スーパーとしては、MV北東北と同様にイオンリテールからSM事業を継承したMV南東北が宮城県と福島県で19店舗を展開しており、将来的にはMV東北とMV南東北の合併も考えられる。