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楽天、共通来店ポイント「スマポ」の運営会社を買収

 楽天は10月15日、スマートフォンを使った共通来店ポイントサービス「スマポ」を運営するスポットライト(東京都渋谷区)を完全子会社化すると発表した。買収額は未公表。

 スマポはスマートフォン向け専用アプリを使った自動検知型の共通ポイントサービスで、利用者は入店後にアプリでチェックインすると商品を買わなくても来店ポイントが貯まる。貯めたポイントは加盟店が発行する商品券や食事券に交換して利用できる。

 現在はアパレル専門店や商業施設、百貨店、食品スーパーなど約700ヵ所、約90ブランドの加盟店がある。食品スーパーではいなげやの100円均一スーパー「ESBI」、ライフコーポレーションの一部店舗などで利用できる。

 楽天は2014年秋からリアル店舗でも楽天スーパーポイントが貯まる「Rポイントカード」の運用を始める予定で、すでにサークルKサンクスなどが同カードの利用店舗として参画することを決めている。来店ポイントと買い物ポイントを組み合わせることで、リアル店舗への送客サービスを強化していく考えだ。