食品スーパー大手のマルエツは2014年2月期通期の営業収益予想を従来より33億円引き下げて、3227億円(前期比2.2%増)とした。13年3~8月期の既存店売上高が当初の見込みを下回ったことが原因。ただ、営業利益は25億円(59.0%増)の従来予想を据え置いた。
3~8月期の既存店売上高は前年同期比で横ばいだった。客単価は0.2%増えたが、客数が0.2%減少した。
この結果、3~8月期の連結業績は売上高に当たる営業収益が前年同期比2.4%増の1616億円、営業利益が39.1%減の10億円となった。5店舗の新設(閉鎖は4店舗)で売上高は伸びたものの、価格競争の激化などで粗利益率が1.3ポイント低下したため大幅な営業減益となった。