ユニーグループ・ホールディングスは10月3日、2014年2月期の連結営業利益が前期比11.2%減の311億円になりそうだと発表した。従来は3.9%増の364億円を予想していたが、上半期(13年3~8月)の業績が厳しかったことなどから、一転減益となる。通期の純利益についても従来予想を47億円引き下げ、120億円とした。前期はサークルKサンクス完全子会社化に伴う負ののれん益計上で純利益は304億円に膨らんでいたことから、約6割の大幅減益となる。
同日発表した上半期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比1.2%減の5071億円、営業利益が28.5%減の148億円だった。稼ぎ頭のサークルKサンクスは既存店が3.3%の減収と苦戦、営業利益は39.1%減の71億円に落ち込んだ。
ユニーの既存店売上高は前年並みで推移したが、粗利益率が0.1ポイント悪化の24.2%となったことなどから営業利益は20.8%減の54億円にとどまった。