【ユニーGHD】 3~5月期は約30%の営業減益、コンビニ事業の苦戦響く
ユニーグループ・ホールディングスが発表した2013年3~5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比2.2%減の2463億円、営業利益が29.8%減の68億円と減収減益だった。
稼ぎ頭であるコンビニエンスストア事業で営業利益が41.3%減の30億円となったことが響いた。サークルKサンクスは単体の既存店売上高が3.7%減と苦戦、加盟店からのロイヤルティ収入に直営店売上高などを加えた営業総収入が2.9%減ったのに対して、減価償却費や賃借料を中心に販売管理費が6.9%増えたため、大幅な減益となった。
総合小売事業の営業利益は17.6%減の32億円だった。ユニーの既存店売上高は前年並みだったが、価格競争への対応などから粗利益率が0.2ポイント低下した。
14年2月期の通期業績見通しについては、営業収益が1兆298億円、営業利益が364億円と従来予想を据え置いた。同社は今期から決算の締め日を2月20日から2月末日に変更するため、前期比を公表していない。