ユニーグループ・ホールディングス傘下のサークルKサンクスは植物プラスチックを使用したレジ袋を導入する。中部および関西の「サークルK」および「サンクス」の約1400店舗で5月下旬から順次導入していく。
サトウキビ由来の「バイオマスポリエチレン」を10%使用しており、従来の石油由来のプラスチック「ポリエチレン」に比べて二酸化炭素排出量を年間約7%減らす効果が見込めるという。砂糖製造後のサトウキビ残液をリサイクル使用して、プラスチックを製造している。
レジ袋の無料配布を中止しているユニーやイズミヤ、フジの店舗では昨年6月からバイオマスプラスチックを25%使用したレジ袋を1枚5円で販売。また、イオンでも2011年から有料レジ袋の素材をバイオマスプラスチックに替えているが、大手コンビニエンスストアの無料レジ袋ではサークルKサンクスが初めての事例となる。