ダイエーが発表した2013年2月期連結業績は、最終損益が36億円の赤字となった。最終赤字は5期連続。また、本業の儲けを示す営業損益も26億円の赤字(前期は37億円の黒字)で、3期ぶりの赤字転落となった。
ダイエー本体で4店舗、食品スーパーのグルメシティ関東や小型ディスカウントストアのビッグ・エーなど子会社を含めると12店舗を出店したが、売上高に当たる営業収益は前期比4.4%減の8312億円と低迷。
また、昨年9月から今年1月にかけて3度に渡って約4700品目の大規模な値下げを実施したことで粗利益率が悪化、営業赤字に陥った。
14年2月期については営業収益が1.6%減の8180億円、営業利益が10億円の黒字を見込んでいる。