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【アインファーマ】 第3四半期累計の営業利益は7.3%減、出店コスト負担で

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 調剤薬局大手のアインファーマシーズ(札幌市)が発表した2012年5月~13年1月期(13年4月期第3四半期累計)の業績は、売上高が前年同期比8.8%増の1146億円、営業利益が7.3%減の68億円だった。

 積極的なM&A(買収・合併)や新規出店で売上高を伸ばしたが、出店コスト負担などで減益となった。

 主力の医薬(調剤薬局)事業ではM&Aを含めてグループ全体で56店舗を出店、調剤薬局の店舗数は545店となった。複数の診療所などをテナントとして誘致し、自社の薬局を同一施設内に出店する医療モールの開発を強化しており、今期は13件を開業した。この結果、医薬事業の売上高は8.4%増の1017億円、セグメント利益は1.7%増の89億円となった。

 一方、物販(ドラッグストア)事業は5店舗を出店し、総店舗数は60店に増えた。これにより、売上高は10.4%増の125億円となったものの、客単価下落などの影響からセグメント利益は58.0%減の6400万円にとどまった。

 13年4月期通期の業績については従来通り、売上高が10.3%増の1575億円、営業利益が12.3%増の115億円と増収増益を見込む。上期に新規出店が集中しているため、下期以降は出店コスト負担が軽くなり、利益が伸びる。

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