【マルエツ】 販管費増で営業利益は73%減の14億円、3~11月期
食品スーパー大手のマルエツが発表した2012年3~11月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比3.1%減の2353億円、営業利益が73.2%減の14億円と減収減益となった。
ミニスーパーの「マルエツプチ」を含めて11店舗を新設したが、既存店が3.9%の減収と苦戦し、売上高は前年同期を下回った。昨年の震災後に控えていたチラシ販促を復活したことなどで販売管理費が約24億円増加、大幅な営業減益となった。価格競争で粗利益率が0.4ポイント悪化したことも響いた。
13年2月期通期の業績見通しは変えておらず、営業収益が0.4%減の3220億円、営業利益は56.9%減の30億円を見込んでいる。