さえき、山梨の食品スーパー「セルバ」と5月に経営統合、株式交換で
食品スーパーのさえきホールディングス(東京・国立市)は1月8日、山梨県を地盤とする同業のセルバ(山梨県富士吉田市)と経営統合することで基本合意した。
株式交換方式でセルバはさえきホールディングスの子会社となり、さえきホールディングスはさえきセルバホールディングスに社名を変更する。
セルバは現在、食品スーパー10店舗を展開、2012年度の売上高は105億円を見込んでおり、統合後のさえきセルバホールディングスは店舗数50店舗強、売上高約500億円の食品スーパーグループとなる。
さえきは東京の多摩地区を地盤とするが、各地の地場スーパーを買収したり、営業譲渡を受けたりするなどして、山梨さえき(旧フレッシュパワー岡島、山梨県甲斐市)、フーズマーケットホック(旧たんぼ原徳、島根県安来市)、茨城さえき(旧マル平ストア、茨城県鹿嶋市)と連結子会社を増やし、11年3月にはこれらの事業会社を傘下に持つ純粋持株会社さえきホールディングスを設立した。