【イオン】 来年1月1日付けでテスコジャパンに50%出資、社長を派遣
イオンは11月28日、英テスコの日本法人、テスコジャパン(東京・江東区)の発行済み株式の50%を2013年1月1日付けで取得すると発表した。
テスコは昨年8月に日本からの撤退を表明、今年6月にイオンにテスコジャパンの株式の50%を備忘価格(一般的に1円)で売却することで合意していた。
イオンは株式取得に合わせて、イオンリテール仙台中山店店長の佐藤大氏(48歳)をテスコジャパンの代表取締役社長として派遣する。
テスコジャパンは「テスコ」「つるかめ」の店名で小型スーパー約110店舗を首都圏で展開しているが、赤字店舗が多いと見られる。イオンは経営立て直しに一定のめどがついた時点でテスコジャパンの残りの株式を取得し、完全子会社化する方針。