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【ダイエー】売上げ減少で8億円の営業赤字転落、3~5月

 ダイエーが発表した2012年3~5月期の連結業績は、前年の東日本大震災後の特需の反動が大きく、売上高に当たる営業収益が前年同期比2.5%減の2082億円となり、営業損益は8億円の赤字(前年同期は12億円の黒字)に転落した。

 営業収益が53億円減少するなかで、販売管理費は逆に1.5億円の増加となってしまったことが赤字転落の主因。売上高総利益率は0.1ポイント悪化の30.3%だった。

 同社は今期から新規出店を本格的に再開、3月に「赤羽店」(東京都北区)、4月に「津久井店」(神奈川県相模原市)と「草加店」(埼玉県草加市)を新設するなど、子会社を含めて期中に6店舗をオープン。また、既存店12店舗の改装も行ったが、売上高は前年実績を上回ることができなかった。

 13年2月期通期の業績予想は、営業収益8700億円(0.1%増)、営業利益80億円(約2.1倍)で従来通り。