【SC売上高】12月の既存店は1.9%増、5ヵ月ぶりのプラス
日本ショッピングセンター(SC)協会が発表した2011年12月のSC売上高は既存店ベースで1.9%増と5ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
月後半からの気温低下で重衣料やマフラー、ブーツなど防寒衣料の動きがよく、クリスマスやお歳暮などのギフト需要も活況だった。来店客数の増加により、飲食店でも前年をクリアしたテナントが多かった。
地域別では東北(7.5%増)、北海道(4.9%増)、関東(3.2%増)が好調で、とくに東北の中心地域は13.6%増と引き続き復興需要が旺盛。一方、四国は3.0%減、近畿が1.0%減と苦戦が続いている。