食品スーパー大手バローのドラッグストア子会社である中部薬品(岐阜県多治見市)は1月18日、中国の四川省成都市を中心に医薬品の製造・卸および小売業を展開する成都百信グループと資本・業務提携すると発表した。
成都百信グループの持ち株会社、百信薬業国際公司に500万米ドル(4億円弱)を出資、同グループの傘下企業が行うドラッグストア事業に対して、商品や運営ノウハウを提供する。
今回の成都百信グループとの提携に合わせて、中部薬品は総合商社の双日と包括業務提携を結んだ。双日と組んで中国でドラッグストア事業の展開を図る。
なお、中部薬品の親会社であるバローは今年春、韓国で食品スーパーを開業し、海外に初進出する計画だ。