【ユニー】3~11月期の営業利益は28%増の316億円、増益ペース鈍る

2012/01/06 15:25
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 ユニーが発表した2011年3~11月期の連結業績は、営業収益が前年同期比3.1%減の7971億円、営業利益が28.0%増の316億円だった。3~8月期での営業増益率は41.3%だったが、震災特需の影響が薄れ、増益ペースが鈍ってきた。12年2月期通期では増益ペースは10.3%にまで減速し、営業利益は387億円となる見通しだ。

 3~11月期の段階では、総合小売事業が売上総利益率の向上と販売管理費抑制効果で営業利益が84.0%増の102億円に伸びた。ただ、既存店は1.8%の減収で、営業収益は2.8%減の5864億円に終わった。

 子会社サークルKサンクスは震災特需やタバコ値上げ効果で既存店が4.0%増と好調を維持、営業利益は18.6%増の198億円となった。直営店からフランチャイズ加盟店への切り替えを進めたことで、営業総収入は1454億円と1.2%減った。なお、9~11月期から埼玉県において「サンクス」を展開するエリアフランチャイザーであるサンクス東埼玉が連結対象子会社となった。

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