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【ツルハ】6~11月期の営業利益は18.5%増、予想を11億円上回る

 ドラッグストア大手のツルハホールディングス(札幌市)が発表した2011年6~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比6.4%増の1612億円、営業利益が18.5%増の96億円だった。既存店売上高が3.2%増と好調で、営業利益は期初予想を11億円上回った。

 復興需要のある東北を中心に既存店が伸びた。夏場の猛暑と電力供給不足の影響で、夏物商材もよく売れた。一方、化粧品などのカウンセリング販売やプライベートブランド商品の販売を強化した効果で、売上総利益率が0.4ポイント上昇の28.0%に改善した。

 店舗については39店舗を新設(14店舗を閉鎖)し、店舗数は975店(ほかフランチャイズ加盟店11店)となった。

 12年5月期の業績予想は従来のままで、売上高3138億円(4.8%増)、営業利益165億円(5.0%増)を見込む。