【家計調査】1月の消費支出は1.0%減、4ヵ月連続のマイナス
総務省が発表した1月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり28万9191円で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比1.0%減、生活実感に近い名目ベースでは0.9%減となった。消費支出が前年実績を下回るのは、4ヵ月連続。ただ、うるう年や曜日の影響を除いた季節調整済みの実質指数では1.0%増で2ヵ月ぶりに増加した。
消費支出の内訳(実質ベース)を見ると、食料が外食機会や果物の減少などで2.4%減と6ヵ月連続のマイナス、被服・履き物も3.7%減と3ヵ月連続の前年割れだった。
一方、サラリーマン世帯の収入は1世帯当たり41万9728円で実質3.5%の減少。実収入は2ヵ月連続の減少となった。