【ユニー】3~8月期は41%の営業増益、サークルKSなど好調
ユニーは9月27日、2011年3~8月期の連結営業利益が前年同期比40.7%増の232億円になりそうだと発表した。従来予想を47億円上回る。復興需要やたばこ値上げ効果で子会社のサークルKサンクスが好調だったほか、ユニー単体でもプライベートブランド拡販などで粗利益率が前年同期比で1.2%改善して24.6%となった。経費削減も利益増につながった。ただ、連結営業収益は従来予想より28億円少ない5372億円(2.4%減)で、減収増益だった。
ユニー単体では売上高が従来予想より7億円多い3864億円(2.6%減)、営業利益が同じく4億円多い83億円(約2.4倍)。一方、サークルKサンクスの営業利益は従来予想から28億円上方修正の132億円で、減益予想から一転、20.2%の増益となった。
12年2月期の連結業績については、子会社の専門店やサークルKサンクスが下期の売上げを慎重に見ているため、営業収益は従来予想より50億円少ない1兆800億円(2.9%減)、営業利益は35億円上方修正の387億円(10.3%増)を見込んでいる。