イオンは、16日から中元などのギフト商品用の新受注システム「たまわりくん2」をグループ534店舗で稼働させた。客の希望商品や届け先を従業員が口頭で確認しながらパソコンに直接入力するため、客自身が注文伝票を記入する手間がなくなった。このほか、注文商品や届け先、配達指定日時の確認などもパソコン画面上で行うため、注文受付時間は平均して従来の10分から7分に短縮できるという。
また、客が記入した伝票を再入力する手間が省け、取引先への商品発注もオンラインで行う仕組みに替えたことから、商品配達までのリードタイムは従来の最短5日から同3日に縮めることができた。
イオンは今年の中元商戦でのギフト商品の販売額について、グループ全体で前年比3%増の280億円を目標としている。