ヨーカ堂、イオンが相次いで一斉値下げを発表、数千品目規模に
イトーヨーカ堂とイオンが数千品目に及ぶ商品の一斉値下げを相次いで発表した。先行したのはヨーカ堂で17日に2600品目の値下げを発表、翌18日から全175店舗で実施した。内訳は衣料品1500品目(平均値下げ率30%)、住居関連商品1000品目(同27%)、食品100品目(同15%)。一方のイオンは18日に5000品目の値下げを発表。
ただ、このうち2200品目は2-3月にかけて発表済みのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の価格改定および低価格PB「ベストプライス」の新規投入で、これにナショナルブランド(NB)3400品目の値下げを追加した。PBの値下げは18日(新規投入は4月14日から順次)からで全国のジャスコ、マックスバリュなど約2000店で実施、NBの値下げは20日からで約1250店で実施する。
大手2社が需要喚起を狙って大規模な値下げを実施することで、競合他社でも今後、同様の動きが広がりそうだ。