【コンビニ売上高】9月の既存店は4.0%減、11ヵ月ぶりのマイナス
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の9月の売上高は全店ベースで前年同月比2.0%減、既存店ベースでは4.0%減となった。全店、既存店ともに11ヵ月ぶりのマイナス。昨年9月は翌月からのたばこ値上げを前にした駆け込み需要で売上げを大きく伸ばしていたため、その反動が出た。
一方で、主力商品の米飯類や総菜の売上げは引き続き好調で、来店客数も既存店ベースで0.4%増と6ヵ月連続で伸びた。このため、反動減は一時的なもので、来月以降はまたプラス基調に戻るのではないかとの見方もある。
商品別の売上高(全店ベース)は、たばこなど非食品が18.5%減と大きく下げたほかは、日配食品が9.6%増、加工食品が6.5%増、サービスが16.7%増といずれもプラスだった。