【イオン】イオンリテールの食品スーパー、地域法人6社に移管

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 イオンは12月7日、イオンリテールが運営する食品スーパー、マックスバリュ(MV)を来年2月に新設する地域子会社に移管すると発表した。新設する子会社は、MV北東北(岩手県盛岡市)、MV南東北(宮城県仙台市)、MV関東(千葉県千葉市)、MV中京(愛知県名古屋市)、MV長野(長野県松本市)、MV北陸(石川県金沢市)の6社。イオン傘下には現在、MV北海道、MV東北など食品スーパー運営の地域子会社6社があり、新設する6社を合わせると計12社に増える。地域子会社に食品スーパーの運営を任せることで、地域密着の経営を進める。

 イオンリテールが運営する食品スーパーは、今年8月末時点でMV79店を保有していたが、そのうち静岡・愛知両県と香川県の計8店舗を9月にMV東海とMV西日本にそれぞれ移管している。新設する地域子会社6社に移管するのはMV66店のほか、長野県内のジャスコ4店の計70店。

 イオンリテールは食品スーパー事業を切り離すことで、総合スーパーの経営に集中し、不振が深刻な同業態の建て直しを急ぐ。イオンリテールの店舗数は、総合スーパー250店、食品スーパー71店、小型スーパー「まいばすけっと」など133店の計454店(10月末時点)となっている。

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