【アークス】札幌東急ストアの買収完了、商号を「東光ストア」に変更
アークス(札幌市)は10月30日、札幌東急ストアの株式取得を完了したのに伴い、11月5日付けで同社の商号を「東光ストア」に変更すると発表した。商号変更と同時に、アークスの横山清社長が東光ストアの代表取締役会長に就任する。東光ストアは札幌東急ストアの親会社だった東急ストアの旧商号。東急ストアは1975年に東光ストアから現社名に変更した経緯がある。
札幌東急ストアは1972年の設立で、札幌市内を中心に28店舗を展開。アークスは東京急行電鉄と東急ストアの両社から札幌東急ストアの全株式を取得した。札幌東急ストアの営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は522億円(2009年2月期)。アークスは2010年2月期で2620億円(連結ベース)の売上高を見込んでおり、単純合計で売上高は3000億円を超え、北海道内最大手スーパーの地位はより盤石なものとなる。