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【ユニー】第1四半期は34億円の最終赤字、単体では営業赤字に転落

 ユニーが発表した2009年3-5月期の連結業績は減損損失や棚卸評価損などで合わせて83億円強の特別損失を計上したことにより、最終損益は34億円の赤字(前年同期は15億円の黒字)となった。営業収益は前年同期比3.4%減の2808億円、営業利益は59.7%減の34億円だった。

 ユニー単体では既存店売上高が5.3%のマイナスとなり、営業利益ベースで約5億円の赤字(前年同期は25億円の黒字)に転落した。ユーストアを吸収した効果で、営業収益は18.7%増え2009億円となった。

 一方、コンビニエンスストアのサークルKサンクスは、タスポ(たばこ自販機の成人識別カード)効果で既存店売上高が2.2%増、チェーン全店売上高も3.6%増の2292億円となったものの、減価償却費など販売管理費の増加を吸収しきれず、営業利益は11.3%減の42億円にとどまった。

 10年2月期の通期連結業績予想については従来通り、営業収益は1兆1980億円(前期比0.7%増)、営業利益は344億円(14.3%減)、純利益は47億円(12.1%減)で変更はない。