【イオン】ドラッグ事業トップに女性執行役、シャネルから転身
イオンはドラッグ事業最高経営責任者の西岡明賜執行役(64歳)が5月14日付けで顧問に退き、後任には佐藤京子氏(53歳)が就任する人事を明らかにした。西岡氏はヤオハン(現マックスバリュ東海)、マイカルで社長を務め両社の再建を果たした人物。
佐藤氏は1981年にジャスコ(現イオン)入社後、「ボディショップ」を運営するイオンフォレストに出向、同社の取締役を務めたが、2001年に退職。フランスのアパレル・化粧品ブランド、シャネルの日本法人で香水・化粧品販売本部販売部長、人事総務本部機構改革推進室長などを務めた。4月中にイオンに復帰する予定。一旦、退職した人物が執行役として復帰する例は珍しい。
また、佐藤氏はイオンではグループ環境最高責任者を務める土谷美津子氏に次いで2人目の女性執行役となる。