食品スーパー大手のマルエツの2011年3~8月期の連結営業利益は前年同期比15.0%増の40億円になったようだ。従来予想では減益を見込んでいたが、10億円の上方修正により一転増益となった。
営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は従来予想を3億円下回り、同0.2%減の1652億円となったものの、値下げ販売を減らしたことで粗利益率が改善。節電などによる経費削減効果も加わり、増益となった。
3~8月の既存店売上高は3.5%減。震災直後のまとめ買いでプラスとなった3月を除くと、4月以降は前年割れが続いている。