北関東が地盤のスーパー、ベイシア(群馬県前橋市)は11月19日、小商圏型の中型食品スーパー1号店となる「ベイシアスーパーマーケット伊勢崎BP(バイパス)店」を群馬県伊勢崎市にオープンする。同社の主力業態であるスーパーセンターの間を埋める形で出店し、地域シェアを上げていく。
同社は衣・食・住の総合的な品揃えで売場面積が8000~1万平方メートルと大型のスーパーセンターのほか、売場面積1000平方メートル未満の小型食品スーパー「ベイシアマート」を展開しているが、スーパーマーケット(SM)伊勢崎BP店の売場面積は2504平方メートルでスーパーセンターとベイシアマートの中間的な規模。
SM伊勢崎BP店が対象とする商圏は2万4000世帯、6万4000人。一般的な食品スーパーの商圏人口は1万~3万人でSM伊勢崎BP店の商圏規模はかなり大きいが、スーパーセンターよりは小規模のため同社では「小商圏型」と呼んでいるようだ。
SM伊勢崎BP店の初年度売上げは20億円を計画している。なお、SM伊勢崎BP店の開業により、ベイシアの店舗数はちょうど100店となる。