【ユニー】経費削減効果で営業利益64%増、第1四半期

2010/07/02 17:31
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 ユニーの2011年2月期第1四半期(10年2月21日~5月20日)の連結業績は、65億円の経費削減効果で営業利益は前年同期比64%増の56億円となった。この影響で前年同期に34億円の赤字だった最終損益も1.8億円の黒字に転じた。営業収益(不動産収入などを含む売上高)は5%減の2672億円だった。

 事業セグメント別では、総合小売業の営業損益が前年同期の3億円の赤字から12億円の黒字に改善した。人件費や水道光熱費の減少が利益を押し上げた。ユニー単体では誕生40周年企画のセールやキャンペーンを実施したものの、既存店売上高は4.1%の減収だった。

 一方、コンビニエンスストア事業はサークルKサンクス単体の既存店売上高が6.0%減と苦戦したことなどから、営業利益は14%減の31億円にとどまった。

 11年2月期通期の業績予想は従来と変わらず、営業収益1兆950億円(4%減)、営業利益249億円(18%増)、純損益は25億円の黒字(前期は49億円の赤字)を見込む。

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