セブンは宮城など150店で、イオンは東北の95%超で営業再開
3月18日で東日本での大地震発生から1週間が経ち、小売業では一時休業していた店舗の営業再開が進んでいる。
セブン&アイ・ホールディングスでは18日現在で休業中のセブンーイレブン約350店舗のうち宮城県を中心とした約150店舗で数日中での営業再開のめどが立った。休業中の店舗のうち約100店舗は原発事故の影響による避難休業で、
事故が完全に沈静化しない限り営業再開は難しそうだ。
また、ヨークベニマルについては18日までの3日間で14店舗が営業を再開したが、被災地域の店舗が多いだけに依然として68店舗が休業(うち19店舗は原発事故による避難休業)している。
一方、イオンは東北地方にある総合スーパー、食品スーパー、ホームセンター計235店舗のうち休業は9店舗で、駐車場などでの臨時販売を含め95%超の店舗が営業している。同社によれば中核事業会社のイオンリテールの3月の既存店売上高は昨年実績を上回る状況で推移しているという。